ジョック速報

2ちゃんねるの萌えニュースをまとめているブログだよん

2017年02月

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/25(土) 09:48:17.26 ID:CAP_USER

サムネイル 2017/02/25

アニメ「化物語」(千石撫子 役)や「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(黒猫 役)、
「STEINS;GATE」(椎名まゆり 役)などで知られている人気声優の「花澤香菜(はなざわ かな)」さんが
本日、2017年2月25日に誕生日を迎えました!!!

http://subculwalker.com/archives/35463/

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/24(金) 19:52:29.04 ID:CAP_USER

サムネイル 2017/2/24(金)16:00

小野賢章ファンの心境は?(公式ブログより)
NEWSポストセブン
 2月18日に「週刊文春デジタル」で報じられた花澤香菜(28)と小野賢章(27)という人気声優同士の熱愛同棲。花澤は、映画『君の名は。』やアニメ『3月のライオン』(NHK)などでも活躍、一方の小野も、映画『ハリー・ポッター』シリーズの吹き替え版で主人公役を演じるなど実力派声優としても知られている。22日に小野は公式ブログで「報道にあった通り私、小野賢章は、花澤香菜さんと真剣にお付き合いをさせていただいています」と報告、花澤も生放送中に「真剣にお付き合いさせていただいています」と語った。

 人気声優の熱愛、結婚報道といえば、ファンがネット上で激怒し“炎上”する例も少なくない。しかし、今回の小野と花澤の一件では、そうした反応は少なく、概ね祝福ムードが漂っている。その理由について、小野のファンだという女性Aさん(28歳)は、こう分析する。

「今回の報道を受けて怒りまくるファンのコメントが少なかったのは、相手が花澤香菜ちゃんだというのも大きいと思います。私は賢章先生(※小野の愛称)と同い年ですが、花澤香菜ちゃんが彼女なら逆に『羨ましい! 私も付き合いたい!』と思ってしまう。

 お互いに実力派声優さんですし、もうアラサーなので、普通に結婚して幸せになってほしいと思いますね。そもそも不倫でもなんでもないし、悪いことなんかひとつもありません。声優ファンも昔のように、好きな男性声優さんに幻想を見ている人も少なくなってきている。変に隠さずに、本人たちが交際を認めたというのも炎上しなかった理由ではないでしょうか」(Aさん)

 また別の女性ファンBさん(31歳)は、次のように語る。

「花澤香菜ちゃんと賢章くんは、以前アニメ『マギ The kingdom of magic』(TBS系)で共演しています。賢章くんは、練白龍(れんはくりゅう)というキャラクターを、花澤香菜ちゃんは練紅玉(れんこうぎょく)というキャラクターを演じました。作中でも関係が深い2人なので、現実世界でも練白龍と練紅玉が結婚したと思うと、テンションが上がります!

 アニメファンは作品に思い入れがあるからこそ、アニメのキャラクターの関係を想起させる“中の人”(※声優のこと)同士の恋愛は嬉しいことだと思います」(Bさん)

 炎上することも少なくない人気声優の熱愛報道だが、今回のケースではファンの間に祝福ムードが漂っているようだ。

http://www.news-postseven.com/archives/20170224_495832.html

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/24(金) 19:58:24.87 ID:CAP_USER

サムネイル 「ジブリの……呪いのようなものがあるんですよね。うん、呪い……」
天井を見上げて話すのは、スタジオジブリで『かぐや姫の物語』、『思い出のマーニー』のプロデューサーを務めた西村義明さんだ。現在は、スタジオポノックを立ち上げ、米林監督の長編アニメ—ション映画『メアリと魔女の花』を制作している。

スタジオジブリと言えば、高畑勲、宮崎駿の両監督。そして鈴木敏夫プロデューサーの3人が核だ。米林さんと西村さんは「ジブリの巨匠たちの魂を受け継ぐ」と言われることもある。そんな彼らは、スタジオジブリの制作部門解散によって退社していた。
「リストラクチャリング……僕らはリストラされたので」

米映画芸術科学アカデミー / 時事通信
左:米林宏昌監督 右:西村義明プロデューサー /「思い出のマーニー」はアカデミー賞にノミネートされた。
2014年、米林宏昌監督と西村プロデューサーのタッグで作られた『思い出のマーニー』のプロモーションで全国を回り、東京に戻るとジブリのスタジオはがらんどうだった。

「数か月前まで、凄まじい勢いで一緒に制作に向かい合っていた仲間が誰もいない。前々から制作部門を閉じるとは聞かされていたのですが……愛している存在が留守にしている間にふわっと消えてしまった。その現実を見ると、虚無感というか……終わっちゃうんだぁって……そういうことしか覚えていないです」

一緒に全国を回った米林監督と「やっぱり、みんなはもういないんだなぁ」と、空っぽになったスタジオを去った。

後日、書類にサインをしたときに、改めて自分の立場を実感した。もうここから去らなければならない。しかし、そのときある思いが湧いてきた。
これでいいんだろうか? このままついえていいんだろうか?
「スタジオジブリの作品が大好きでここに入って、高畑監督、宮崎監督と映画を作ってきた。ここには9割の苦しさと1割の喜びがありました。最高のクリエイターが集って『一本の映画で世界を変えられる』と信じて邁進してきた。でも、みんなバラバラに散ってしまう」
そしてこう続けた。「ジブリにとってクリエイターは宝だった」。

宮崎監督の力を持つ稀有な存在

プロデューサー1人で映画を作ることはできない。優れた作品には「監督・プロデューサー・企画の強固なトライアングルが必要不可欠」だからだ。1つも欠けてはいけない。ジブリでもこのトライアングルが揃わず、頓挫した企画はあった。
西村さんと志を共にしたのは、「宮崎駿が持っていたアニメーションのダイナミズムを一子相伝で受け継いでいる稀有な存在」である米林さんだった。
「宮崎監督の後期作品で、僕が魅了されたシーンの数々はマロさん(米林監督)が作っています」
『崖の上のポニョ』の中のポニョがバーッと出てくるシーン。『風立ちぬ』で菜穂子と二郎が出会うシーン。電車の中で風が吹いて帽子が飛んで、ナイスキャッチ……そんな躍動感のある画を作るのがアニメーターであり監督の米林宏昌だった。

「高畑監督、宮崎監督はすごくいいコンテを作ったとしても、それを描けるアニメーターがいないと、絵コンテからそのシーンを外してしまうこともあるんです。映画は映像ですから。マロさんは宮崎監督にとって、思い描いたシーンを作ってくれる存在だったと思います」

それだけではない。『思い出のマーニー』では、繊細な心情の変化を描き、世界から絶賛された。主人公のセリフも極力排除された静かな世界で、キャラクターに息吹を与えたのは背景描写だった。
「『マーニー』では宮崎監督の作品で開花させたダイナミックな表現を封印したんです。なぜなら、この映画は背景描写で心情の変化を表すポエティックで静的なものだから。世界のアニメーション界を見渡しても、こんなことができる人はなかなかいません。静と動。この2つが組み合わさったとき、米林作品がどう進化するのかを見てみたいと思ったんです」
こうして、西村さんと米林さんは「スタジオポノック」を立ち上げた。ポノックとは、クロアチア語で午前0時という意味を持つ。
スタジオジブリの冠を受け継がない理由

*以下全文
https://www.buzzfeed.com/yuikashima/studioponoc-studioghibli

続きを読む

1 :のっぺらー ★:2017/02/24(金) 21:21:26.97 ID:CAP_USER

サムネイル 地球温暖化対策への関心を高めようと、環境省がPRするための「萌えキャラ」を決定しました。

環境省が発表した「萌えキャラ」。
その名も「君野イマ」と「君野ミライ」です。
今の世界と環境対策に取り組んだ未来を対比しているということです。

クールビズや省エネ家電への買い替えなど、
環境省が取り組む地球温暖化対策を推進する「COOL CHOICE」を知ってもらうため、
一般募集した135作品から選ばれました。

「萌えキャラ」にした理由は環境省の英語名
「Ministry Of the Environment」の頭文字「M.O.E」が、「萌え」と読めることに掛けたということです。

内閣府の調査で、10代から20代では「地球温暖化への関心が低い」というデータがあり、
今後、「萌えキャラ」を使ったアプリや動画などを通じて普及啓発を図っていきたいとしています。
http://news.tbs.co.jp/jpg/news2991749_38.jpg

以下ソース:TBS 24日18:22
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2991749.html

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/23(木) 20:03:40.27 ID:CAP_USER

サムネイル けもフレを褒めるひと

<以下要約>

私も見え隠れする背景世界と安心して見ていられるフレンズたちのコミュニケーションのギャップを楽しんでいる。
でも周囲を見回してみると楽しみ方がちょっぴり違う気がしてならなくて今回これを書いた。

このブームはキャラクターよりも世界観よりも見ている人たちによって支えられているような気がしている。
ブームの牽引が「〇〇なフレンズなんだね!などといった“けもフレ構文”によるもので、
キャラクター人気なりまどマギみたいな展開ありきで進んでいるわけでもない。

けもフレ構文は「あなたは〇〇するのが得意なフレンズなんだね!」と個人を承認してくれはするけど、
結局一過性のブームでしかないなら、その意味なんて視聴者にとっては二の次でしかないような印象を覚えてしまう。

ブームに乗っかっているだけのフレンズはこのクールが終われば何もかも忘れるようになるんだろうなぁと思う。
ただ「あなたは〇〇するのが得意なフレンズなんだね!」とか言いながら平然と他人を傷つけることをする人が
あまりに多いから辟易してしまっただけだ。

誰かを認めよう、なんてずっと昔からどんな媒体でも語られてきたことなのに、
こんな時だけ平然とわかったふりをしている人たちの嘘くささがあんまりにも気持ち悪い。

人からみたら私が臭いオタクなのもわかるが、周囲にはもうすこし真面目に作品を捉えてほしいと思ってしまう。

以下、全文を読む
http://anond.hatelabo.jp/20170221231215

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/22(水) 06:58:27.25 ID:CAP_USER

サムネイル ベセスダは今回初めて任天堂ハードで自社ゲーム『スカイリム』を出すことになりましたが、本作ディレクター・Todd Howard氏によると「任天堂はこれまでベセスダのゲームにあまり興味がなかった」と言います。

Todd Howard氏
「これまで任天堂は我々や他のグループが出すようなタイプのゲームにはあまり関心を持っていませんでした。スイッチが成功するかは分かりませんが、とてもスマートなプラットフォームだと考えています。我々はとても気に入っています」

以下、全文を読む
https://www.gamespot.com/amp-articles/nintendo-was-less-interested-in-bethesda-games-bef/1100-6447961/

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/23(木) 06:41:16.53 ID:CAP_USER

サムネイル オタク・イズ・リビングデッド/山本寛新作発表会

日本が世界に誇るアニメ。その業界に異変が起きている。
例えばアニメ制作現場がいま危機を迎えているという声がある。

テレビアニメの制作本数の増加と人手不足により放送を中断せざるを得ないという事態や、
またTwitterで新人アニメーターが給与明細やスタジオの内情を暴露し、
待遇の厳しさを訴えるということも起こっている。

一方、ここ数年、国内の劇場版アニメの躍進が目覚ましい。
昨年は大当たりの年で、興行収入が230億円を突破した「君の名は。」をはじめ、
「聲の形」は22億円、クラウドファンディングで応援されて完成した「この世界の片隅に」も10億円を突破した。

評論家でPLANETS編集長の宇野常寛、
『らき☆すた』『かんなぎ』『フラクタル』『Wake Up,Girls!』などを監督した山本寛が、
日本のアニメ業界の未来を占い、その処方箋を探る。

さらに番組後半では山本寛氏の劇場版新作アニメ作品の発表も行います。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv291189588

続きを読む

1 :pb ★:2016/12/14(水) 09:39:44.38 ID:CAP_USER

サムネイル 「キャプテン翼」で知られる高橋陽一の1日限定アシスタントとして働くアルバイトが、求人情報メディア・タウンワークの「激レアバイト」に登場した。

仕事内容はスクリーントーンを貼る作業をはじめとする、マンガ制作のサポート。参加者は高橋に直接指導を受けながら作業し、作中に登場する新たな必殺技の提案などでストーリー作りにも携わることができる。募集人数は2名で、日給は3万円。詳細はタウンワークの公式サイトにて確認しよう。

http://natalie.mu/media/comic/1612/1213/extra/news_xlarge_takahashi.jpg
http://natalie.mu/media/comic/1612/1213/extra/news_xlarge_gekirea_baito02.jpg

【激レアバイト】サッカー漫画の新必殺技を考案!漫画家・高橋陽一先生のサポートバイト
https://townwork.net/detail/clc_1942676001/joid_45576474/?svos=SCrarejobLPJob201506

http://natalie.mu/comic/news/213025

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/23(木) 20:02:27.26 ID:CAP_USER

サムネイル 訃報: 24時間チャリティ配信を試みていた有名配信者が配信途中で急死か | EAA!! - FPS News

<記事によると>

『World of Tanks』で有名なPoShYbRiD氏は、ボランディア団体「メイク・ア・ウィッシュ」に募金するための24時間に及ぶチャリティ配信に挑戦。配信開始から22時間が経過した深夜3時30分頃、氏はタバコを一服するために離席するも配信はそのままで席には戻らず。

同午前11時頃も配信画面は続いており、視聴者は氏は眠ってしまったのだろう雑談。19時頃、DiscordでPoShYbRiD氏がオンラインになったので同じクランに所属するSorelor氏がメッセージを送ると、PoShYbRiD氏ではなく刑事を名乗る人物からの返信がありました。 そして刑事がPoShYbRiD(本名Brian Vigneault)氏が亡くなったこと告げました。死因は現在調査中ですが、心臓発作の見方が強いとのこと。

PoShYbRiD氏が所属していたクラン「FAME」がこの悲報を受けてFacebookでメッセージを公開。

バージニアビーチから悲しいお知らせです。北米の有名配信者であり我々のクランの一員でもあったPoshybridが35歳でこの世を去りました。この悲しみをどう表現してよいか言葉は見つからず、レジェンドを失ったこのゲームは以前と同じには戻れないと確信しています。最も悲しい文章は書けないのかもしれません。最も悲しい気持ちは表現できないのかもしれません。彼が今はより良い地におり、彼の魂が安らかに眠れると祈りましょう。彼は忘れ去られることはありません… 我々の心にいる限り決して死にません。

http://fpsjp.net/archives/274942

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/22(水) 21:34:56.62 ID:CAP_USER

サムネイル 「けものフレンズ」放送開始
「けものフレンズ」の放送が
2017年1月10日より始まりました。
おかげさまで、想像もしなかったような反響を
いただき、気に入っていただけた方も多く
いらっしゃるようで、ホっとしています。
観ていただいた皆さん、ありがとうございます!
反響の大小に関わらず、
自分たちが観てみたい、TVから楽しいものが
溢れてくる、そういう作品を目指しました。

そして、プロジェクトはこれからも
続いていく予定です。
おかげさまで世界中のあちこちからの
アクセスもあり、もっともっと
「けものフレンズ」が広がっていくといいなあ、
知ってもらえるといいなあ、と思っています。
もちろん、大小は関係なくです。

今となっては短いとほど感じてしまう1クールの
期間ですが、かばんちゃんとフレンズの
未知の世界の大冒険を
お楽しみに!
https://mnet1998.wordpress.com/

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/22(水) 06:56:48.06 ID:CAP_USER

サムネイル 富野由悠季×片渕須直の対談が実現 「悔しいけど出来のいい映画。そりゃあもう嫉妬心ムラムラですよ」

対談は「前篇」と「後篇」に分けての配信となる。「前篇」では「和田昌之と長久友紀のWADAX Radio」の特別編として、両監督へのインタビューが行われた。

『この世界の片隅に』を観て片渕監督との対談を切望したという富野監督は、同作に対する評価を問われると「悔しいけど出来のいい映画。そりゃあもう嫉妬心ムラムラですよ(笑)。自分で作りたいと思った」との大賛辞を送った。

片渕監督は「すずさんは日常生活を営んでいたはずだったのに、何に追い詰められて“戦争をする側”の意識に至ってしまったのか」としたうえで、「戦争は何が罪かというと、昨日まで普通の市民だった人が徴兵されて兵隊になるわけですね。そうやって人が本来犯すべきではない罪を背負わされたり、あるいは罪でもないのに罪悪感を背負わされたりする。そういう末に、すずさんは『私は戦っているのだ』という意識に至ってしまう」と、人物造形について詳細に解説。

以下、全文を読む
http://animeanime.jp/article/2017/02/21/32646.html

続きを読む

1 :https://twitter.com/omukoshi_moe:2017/02/22(水) 07:02:08.68 ID:CAP_USER

サムネイル カードゲーマーは説明力の無い人が多い。

素人でも本当にわかる解説を書く。

今回起こったのは、10年以上遊戯王の主役で有り続けた「エクストラデッキからの特殊召喚」を根本から揺るがし、取り返しがつかなくなったルール変更である。

遊戯王はモンスターを場に召喚して戦うカードゲームで、様々な召喚方法がある。その中でも主役級の位置を担う融合召喚、シンクロ召喚、エクシーズ召喚、ペンデュラム召喚、これらをまとめて「エクストラデッキからの召喚」と呼ぶ。昔は融合しかなかったのだが、世代が進むにつれて新しい召喚方法が生まれ「エクストラデッキからの召喚」とみられるようになった。

そして今回行われたルール変更とは「新しいカードで新しい召喚方法を使わなければ、エクストラデッキからの召喚を大きく制限するよ」という盛大なちゃぶ台返しである。

その意図は間違いなく、カードパワーをデフレさせることだ。

なぜデフレさせなければならないのか。それは、現在の遊戯王はインフレがいきすぎてしまっているからである。

トレーディングカードゲームにおいて、カードプールの増大と強さのインフレは不可分だ。カードプールが大きくなる(カードの選択肢が広くなる)ほど、今あるカードだけでも十分なデッキを組むことができてしまう。すると、新しいカードを買う動機が生まれてこない。新しいカードがちゃんと売れるためには、既存のカードよりも強く、でなければ斬新なカードでなければならない。そして遊戯王は「新しいカードは強くなければならない」という構造から逃れられず、インフレを止められない状態となっている。

その結果、アニメと違って、現実の遊戯王は1,2ターンで勝負が大方決まってしまうようになった。最前線級のデッキとそれ以外とでは深い断絶が存在しており、最前線級のデッキとまともに試合をしたければ、最低でも「即死技を出す能力」「即死技を止める能力」のどちらかを備えていなければ話にならない。このような高速環境では新たに斬新さを作る余地もほとんど残っていないので、新規カードはさらに強さに偏るようになる。これが何年も続いているのが今の状況だ。

数年前までは禁止制限リストに最前線級のカードを適宜入れていくことで代謝を促すことがまだ機能していた。しかしこの方式も限界が来ている。なぜなら新作のカードはどれも異常に強いので、特定のカードを禁止するという方式が現実的ではなくなってきているからだ。禁止制限リストは100種類を突破して久しい。

以上がコナミがルール変更を強行するに至った背景である。

では、ルール変更はインフレを解決し、健全な環境をもたらすだろうか?残念ながらならないだろう。

最前線のデッキのなかには、本変更の影響を受けないグループが存在する。これらのデッキは「エクストラデッキからの召喚」をほとんど使わないので、ルール変更前と強さが変わらない(例: インフェルノイド)。となれば、他のデッキはそれらと互角に渡り合う必要があり、新ルールが高速環境に戻るのに、そう時間はかからないだろう。

既存デッキを環境から強制的に退場させるという点で、このルール変更は事実上のスタン落ち(古いカードをまとめて使用禁止にすることで環境を強制的に代謝させる仕組み)である。しかしこのような場当たり的なやり方では、仕組みとして持続性がない。いずれカードプールは増大し、また現在と同じ即死ムーブが跋扈する状態になる。その度にグレートリセットを行うのだろうか?他のカードゲームの事例を挙げると、マジック:ザ・ギャザリングでは定期的にスタン落ちが行われるのだが、これは計画的に、少なくとも1年前には予定されているので、プレイヤーもショップも適切に備えることができる。

ルール変更は大きな傷跡を残すことになった。

電撃的に発表された変更は影響範囲が甚大で、多くのカードを紙屑化し、その価値を破壊するものだった。これは「遊戯王には高価なデッキが明日には無価値になる大きなリスクが存在する」という極めて悪しき前例となった。「業界トップのソシャゲーにおいて、突然既存のSSレアの価値がN相当になった」と例えればわかりやすいだろうか。今後同じことが起きないという保証は全くない。そのリスクはショップとプレイヤーに降りかかる。

以下全文
http://anond.hatelabo.jp/20170221010811

続きを読む

このページのトップヘ